Career
大正大学 教務部長
サイエイスクール 中2~中3在籍
interview
●サイエイでの思い出
当時、多くの友人がサイエイに通っており、実はその仲間と遊びたいとの理由でサイエイに入塾しました。そんな理由で塾を選ぶ私の当時の成績は学校でも下位。不真面目ではなかったと思いますが、勉強そのものに興味を持てもせず、自宅で勉強することもほぼありませんでした。学校には、部活(テニス部)をしに行っていたようなものです。おそらく塾でも目立たない(全体に前方には座らない)生徒だったと思いますし、学力チェックテストなども良くない成績でした。 そんなある日、塾長の福島金次先生(サイエイ創業者)に突然声をかけられ「今度、英語の特別クラスを作るからそこに入りなさい」と告げられました。私は人間違えだと思い「僕じゃないんじゃないですか?」と確認をするほど思い当たらない成績だったのですが「君は面白そうな生徒だから、やってみよう!」と言われ、なんとなくそのクラスに入りました。英検2級(当時は準2級も準1級もなかった)合格を目指すそのクラスには、正直なところ全くついて行けず、かといって簡単に諦めては、期待してくれた福島先生には申し訳ないとの思いで、どうにか通い続けていました。 この勉強の継続がきっかけとなり、全科目で成績が上がり始めます。英語も国語も、最も苦手だった数学も!結果が上昇傾向に転じました。中3年になると学力も安定し、最終的には、難関校の一つであった大宮高校に合格することができました。平凡で何の取り柄もない私が、学習という面で変わっていったのは、期待されることの嬉しさと責任感が芽生えるきっかけを作ってくれた福島金次先生のおかげです。
●現在のお仕事
サイエイでの経験、中学校の先生の熱意が、仕事として教育の現場を選ぶことにつながり、これまでいくつかの大学設置、運営に携わっています。全ては福島先生の私への過大評価から始まっています。サイエイの存在、ポリシーに今も感謝しております。
●在校生へメッセージ
もっともっと友達を作り、もっともっと先生たちと話し、出会った人との会話を楽しんでください。 皆さんの周りには、皆さんに豊かな知識、人間関係、人生体験を積み重ねて欲しいと考えている人たちがたくさんいます。全員が皆さんの応援団。礼儀と感謝を忘れず、恐れず会話をしてみてください。きっと知らない知識、世界がどんどん広がっていきます。そのなかで関心のあること、得意なことをゆっくり見つけていってください。