偏差値30台から医学部へ

杉山 陽一さん

Career

帝京高校 → 杏林大学医学部医学科 卒業
医師

サイエイスクール(小4~中3)在籍

interview

●サイエイでの思い出

小6進級を前に、開設したばかりのサイエイ中学受験コースへ。しかし当時、中学受験の勉強は全くしていませんでしたので、受験コースではずっと最下位、偏差値は30台、全国模試の順位はワースト100位という散々な成績でした。12月になってようやく成績が少しだけ上昇し、何とか私立中学に合格。当時、算数を教えてくださっていた松村先生を始め、受験コースのどの先生も合格に驚きつつも?大変喜んでくださいました。

●やる気になったきっかけ、できごと

何とか中学に入学した私ですが、入学に際して両親と交わした厳しい条件がありました。それは「定期試験の学年順位が一度でも3位までに入れないことがあれば、即退学」というもの。ですから進学後も中学受験時と同じペースで、必死に勉強を続けました。私立中進学後も、サイエイに通い続けた私は、サイエイの先生方のご指導のおかげで中学卒業時には学年総代となりました。また小6から中3まで、運よく埼玉県イングリッシュ・スピーチコンテストの本戦に進み、中1と中3時の2回、優勝を経験しました。その後も努力を続けた結果、杏林大学医学部に合格。小6の時の成績を考えれば医学部に現役で入学するなど信じられないことですが、サイエイでの日々が私を成長させてくれました。どのテストも最下位で、悔しくて泣きながら中学受験コースの授業を受けていた私に、優しくあたたかくご指導くださった先生方、中学入学後に成績が伸びても「上には上がいる」と気づかせてくれたサイエイのクラスメイト達…。こういったご縁がなければ、今の私はなかったと思います。皆さんもぜひ、誰よりも努力しそして「ご縁」を大切にしてください。

●在校生へメッセージ

私は体育や美術といった、いわゆる受験科目以外も手を抜きませんでした。受験科目は受験までは必要ですが、その後の人生の豊かさを左右するのは、受験科目以外の教養や体験だと思います。受験勉強は生きるための突破力や忍耐力を身に着けるために大切ですし、その他の教養は人生に豊かさや彩りを与えてくれます。勉強も勉強以外も、バランスよく両立していくことが大切だと思います。
今は「人生100年時代」。仮に60歳や65歳で定年しても、そこからの人生が更に数十年もある時代です。そしてIT技術や医療の進歩によって、「働き方」も「生き方」も多様化するでしょう。どんなことが役に立つか分からない時代ですから、苦手なことでも少しだけ頑張ってみる、経験してみるという謙虚な姿勢が大切ではないでしょうか。


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「サイエイが人生のターニングポイント!」